心理学で自分の欠陥を知る質問とその改善方法
真面目に一生懸命やっているのにも関わらず、物ごとがうまく進まないのはどうしてだろう。簡単に物事を上手く進めていく人と自分には、どんな違いがあるのだろう。自分の知らない内面的な欠陥があるのではないだろうか。そう考えてしまう人も多くいると思います。
最近の心理学によると、人間の頭の中のプログラム(考え方)が物事を左右させ、いいプログラムを持っている人はいい結果を残すという事がわかってきているといいます。心にバグ(欠陥)のあるプログラムを持っている人は、やはり思い通りに物事が進みにくいといいます。
そんな心のバグをたった3つの質問をするだけで発見することができるという記事をご紹介したいと思います。
まず「私には、~ができない。なぜなら私は…」という文章の中の~に自分が成功したいことを入れて自分自身に質問してみましょう。そして、私は..につづく部分を、思いつく限り書きだしてみましょう。後者の考え方が、前者のことに対して行動や可能性を狭めてしまう考え方になります。 その考え方が、思い通りに進まないという行動を作っているのです。
次に「実は~が成功すると都合の悪い部分もある。なぜなら私は…」と自分自身に質問をしてみます。私は…に続く部分に同じ様に思いつく限り書きだしてみましょう。やはりマイナスなバグが発見されます。それは始める前からの思い込みやカン違い、迷いの場合が多く有ります。無意識の内に自分の行動に対してブレーキを掛けてしまいます。それゆえに自分の成長をストップさせてしまっているのです。
人間は、成功を望む一面、出来れば動かずに安定をしていたいという一面、二つの面があります。そこで次の様に自分自身に質問をしてみましょう。「今うまくいってないこの状態は、実は自分自身が望んでいる。実は…」たとえどんなに自分が満足していない現状にでさえ、そこを心地良く作り上げた自分がいます。自分では気づく事が出来ない隠れた意志がそこにはあります。実は今が楽。新しいことに挑戦して傷つきたくない。こういった考え方は、自分の成功したいというプログラムにとって、バグになってしまっています。
以上の3つの質問で、自分のバグを知る事が出来ます。
その後はこれらのバグを以下の方法で無くしていきます。
論理的にバグを否定し、新しい考え方を作り上げていきましょう。自分に質問を繰り返し、その答を出し、それの為の行動パターンを作り出していきましょう。
心のバグの元になっている、悲しい・辛い思い出を徹底的に開きなおるまで癒しましょう。
本等、どのようなものでも今までの自己の考えを上書きしてくれる物を探し、考え方を修正していきましょう。
新しいことに対し歩み始める前に、まずはこれらの方法で心のバグを消すことにより、より時間的にも能力的にも効率よく物事を進めることが出来るでしょう。新年度までもう少し。ぜひ新しいことを始める人には自分自身と向き合って、全てをリセットしてスタートをしてみるといいでしょう。
引用元記事(earth in us.):
努力するまえに、考え方にバグが残っていないか確認しよう。
そうすれば、もっと努力・時間・エネルギー・お金の投資対効果がアップする。
もっと、ラクになる。
頭の中のバグも綺麗に掃除が行き届いている。
それこそ、真のミニマリスト(最小限主義者)だ。
引用元URL:
心理学者の教える「心のバグ」を見つける3つの質問 : earth in us.
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