自分のファンを増やす仕事術

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著書「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」の著者、有限会社 クロフネカンパニーの中村文昭氏は19歳で三重県から上京し、ある焼鳥屋で師匠となる方と出会ったことにより人生が変わり、そこからカフェバーを開店。現在では、伊勢でウエディングレストランを経営しながら、ニートや引きこもり支援「耕せにっぽん活動」という農業活動を行っておられるということです。そんな中村氏の「従業員や顧客を自分のファンにするには、どうやればいいのか」」というテーマでのお話を掲載されている記事をご紹介したいと思います。

やる気が入らない多くの人は、何のためにそれをやるのかという事が分かっていません。勉強を嫌がる子供も、なぜ勉強が必要なのかが分かっていません。人はこの「何の為に」という事を忘れがちになります。この「何の為に」がハッキリと大きなものになり、それを実現したいと思えば思うほどやる気が出てきます。

周りの人間は、成功した際の金の使い方をよく見ています。自分の為だけに、贅沢をしていると、支えてきてくれた人、ファンが離れていきます。何の為に稼ぎ、どんな使い方をしたいのか?ということが、人を惹き付けることになっていきます。

素直な人には、人はどんどん教えてくれるようになり、人が近づいてきます。いつのまにか成功で傲慢になってしまい、陰りがないのかを常にチェックしておく必要があります。

素直さはとは、人から頼まれ事をしたら、0.2秒で「はい!わかりました」と言えるようになる必要があります。この0.2秒とういう数字は「これにより損か得か?」「出来そうか出来ないか?」などを考える余裕はなく、「自分はNOは言わない。」という姿勢がないとできません。大好きな彼女から、頼み事をされる際の感覚で全ての人に接することを心がけます。

これができると、相手はとても喜んでくれます。そして喜ぶ事により、誰かに言わずにおれなくなり、口々に広がっていきます。無理な事を頼まれるのでは、という心配もあると思うが、人は、あの人にだったら、これくらいはできるだろうということしか頼みません。

どんなに大変な仕事を頼まれても、試されていると思って取り組むことが大切です。ルーチン業務や作業こそ、試されていると思って取り組むことが大事なのです。たとえつまらない仕事でも、相手をビックリさせてやろうと思い、どれだけビックリするようにすることができかという事を試されていると考え、取り組むことでファンを作っていくことが出来ます。

中村氏がレストランウェディング事業を行う際、資産家の元に借入依頼に回った時には、大勢の人から様々な事を言われたようです。そのボロクソに言われたことを「失敗手帳」に書いているそうです。人よりたくさんの失敗をして、その失敗を記録しておくことにより、これだけの失敗をしても乗り越えてきたという記録。これこそが、最大の財産だと言います。

ファンを作ろうとすれば、自分の人間力を磨く必要があります。「人」という字がの左側が自分で右側が支えてくれる人、この2つで構成されているといいます。高い目標を達成するためには、良い習慣が必要となり、自分を支えてくれる人が増えてくるという事が人間力が大きくなるということです。何の為にという目的が弱いと、支えてくれる人が離れていくことになってしまいます。

人に提案を行う際、ファンを作りたければ、3つの提案を行うようにする。
1つ目の提案は表の提案。常識的でまともな正攻法の提案です。
2つ目の提案は、裏の提案。リスクは高いが成果も大きいという大胆な提案です。
3つ目の提案は、裏の裏の提案。裏道のリスクも考えつつ、そのリスクを回避するような提案です。
この3つの提案ができれると人は喜んでくれます。

見えるモノは価格がつきやすいが、高付加価値はとれずファンも作れません。ファンが付くのは見えないものを与えることができた時です。

愛情や感動、驚きというものを提供できた時に、人は初めてファンになってくれます。

どのような事も具体的に考えることが大切です。素直さという言葉で終わらせるのではなく、0.2秒で「はい」と言う習慣をつけたり、顧客満足度の高い提案で終わらせるのではなく、3つの提案を行う習慣をつけるといったように、具体的にする事が必要です。

どのような自己啓発本を読んだり、仕事術を伸ばす為の記事を読んでも、その言葉で終わらせるのではなく、それを行う為の習慣をつけて具体的な行動をするという事で、より実践的に確実に人間力を上げる事ができるでしょう。ぜひ実践してみて下さい。

引用元記事(モチベーションは楽しさ創造から):

中村さんの話を聞いていて感心したのが、「具体的に考える」ということ。例えば「素直さ」という抽象的な言葉で終わらせるのではなく、0.2秒で「はい」と言う習慣をつける。「顧客満足の高い提案」で終わらせるのではなく、「3つの提案を行う」習慣をつける。
抽象的概念で終わらせるのではなく、それを提供する為には、どんな習慣をつけるべきなのか?(今できること)という事まで具体的に考えていることが、彼の話の中で、最も参考になりました。

引用元URL:
あなたのファンを増やす10の仕事術 – モチベーションは楽しさ創造から

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