優秀な人材輩出する上司になる為に最初に覚えるべき技術
新年度からすでに2ヶ月が経とうとしています。自分が人を育てる立場になり、自分が思うように部下や後輩をひっぱっていく事が出来ていない。そう考える人も少なからずいるのではないでしょうか?
新人でもベテランでも上手にひっぱっていき、共に力を合わせて前に進んでいくことが上手な人と、失敗を部下のせいにばかりしてしまい、コミュニケーションもままならず、踏みとどまってしまうという人がいます。
部下の失敗は上司の失敗です。
部下が出来ない、育たないという事は上司が出来ていない、能力がないというのが原因です。
そこで自分が人を育てる立場に立った時に、最初に覚えるべき技術を掲載している記事をご紹介したいと思います。
まずは、部下や後輩にやってもらいたい仕事があるとします。
どんな仕事でも、仕事として存在する限りは、仕事の価値や重要性があるはずです。
もしその仕事に価値がないのであれば、その仕事を教えるということよりも、その仕事をやめようにしなくてはいけません。任せた仕事が、会社や部門にとってどれだけ重要で価値があるのかをしっかり伝える事により、モチベーションをより引き立たせることができます。
お茶くみ一つでも、その仕事の価値をしっかりと伝えることが大切です。その仕事の価値、重要性を適切に伝えていくことで、部下や後輩はより育ち、自分自身のモチベーションアップにもつながります。
次に、その頼まれた仕事がどれだけメリットがあるかということを整理してあげることが大切です。
本人がどのような事が望み、どのようなビジョンを持っているのかを把握したうえで、そのビジョンに現在の仕事がどう役立っていくのかを教えていく必要があります。
たとえ早く帰宅したいという望みでもどのようなことであろうとも、やるべき仕事との関係を整理して説明してあげる事が大事です。
仕事を指示する場合に、最終完成物の共通イメージをお互いに持つことが重要です。
異なった最終イメージを持ち、食い違うことで不信感をお互いに持つことになってしまいます。
最終完成物を整理して、互いのイメージを確認して相手をおもいやった説明をするということが大切です。
上司への指導方法が不満な原因て、大ざっぱな指示が原因ということが多くがあると思います。
そこで目標や仕事を小分けにしてあげ、よりイメージをしやすいレベルにまで仕事をブレークダウンして説明をするという事が必要です。
しかしいつまでも、上司がそれをやっていると、本人の能力アップに繋がりませんので、仕事を頼んだ時、それを本人なりにブレークダウンをさせて、能力を向上させていくことでより成長させていく手立てになります。
仕事を細かくブレークダウンしても、上手くいかないケースもあると思います。タイミングの良いアドバイスをする為に定期的なレビュータイムを作り、進捗状況を聞きながらコーチングをしていきます。
優秀な人材輩出する上司は、かならず彼らを評価し、たっぷりと誉めてあげています。
細かい形でゴールを決めてあげ、それについて評価してあげて、達成感をかんじさせることが、より人を成長させることが出来ます。
現在自分の部下や後輩が成長を感じられなかったり、同じミスばかりをしていたら、それは上司の貴方の教え方に必ず何かしらの原因があるということです。
まずは自分がどのように接し、どのようなことを普段から話しているのか、どのようなコミュニケーションをとっているのかを、しっかりと把握し、自分自身を見直すところからはじめてみましょう。
引用元記事(モチベーションは楽しさ創造から):
人材育成がうまくいっていない会社が多いようですね。今回は、人を育てる立場や指示する立場にたった時に、最初にこれだけは覚えるべき7つの技術についてまとめています。覚えることはたくさんあるとは思いますが、これだけはという事に絞ってまとめてみました。
引用元URL:
人を育てる立場に立った時、最初に覚えるべき技術 – モチベーションは楽しさ創造から
この記事へのコメントはありません。