成功のカギは才能より意志力
『1%の才能と99%の努力』というだれもが知っている有名な言葉があります。しかし、生まれもった才能が大きく成功には関係すると思っている人は多くいるのではないでしょうか?今までは特定の分野にて秀でた「才能」といわれる能力は、遺伝子によって決まるという考え方がありました。その生まれもった才能が近年、過大評価されているのではないかということが分かってきました。
K. Anders Ericsson氏を始めとした多くの研究者たちは、本当の才能とは計画的訓練に励み、1万時間もの厳しいトレーニングを積むことだと主張しているのです。Ericsson氏は論文の中で優れた人材と標準的な人材の違いは不変のもので、遺伝子によって定められた才能ではなく、生涯行なわれる向上のための計画的努力によって生じるものだということをはっきりと書いています。
論文執筆者の1人である心理学者のAngela Duckworth氏は、grit(意志力)と呼ばれる心理学特性が重要であるということを発表しました。
彼は過去に人間の意志力の程度を熱意の継続性と努力の継続性を5点満点で評価し、心理学特性が重要であることを発見しています。それによると意志力のある人ほど自分の目標となるものを一途に追いかけ、その活動に熱中する傾向を示しいるといいます。また、失敗等の壁に遭遇したとしても、あきらめずにやり通す傾向も強いということを明らかにしています。
現実的に成功するには、継続してパフォーマンス力を発揮することや、厳しい練習に励み、プレイを研究できるかどうかにかかっています。これらはすべて、計画的訓練に相当するものであり、そうした訓練にいそしむ能力の有無は、その人が持っている意志力の程度に左右される部分が大きいとされています。
NFLでのスカウティングテストでは、才能を測るためにドラフト候補選手たちが集められ、40ヤードダッシュ、短いIQテスト等の短時間で一気に能力を発揮するテストを、モチベーションが高い状態で行ないます。
しかし、意志力という性質がたった1日で計測できるものではなく、人格特性の評価は長い時間を要しなければいけないという事がここでの問題になってきます。その結果、才能に関して間違った信念を持っていると間違ったテストによって才能を測ってしまうことになります。
こういったことから意志力や自制といった非認知的スキルに対する認識は近年では高まりを示しています。人生の成功における個人差を説明する上で、意志力などの要素は現実の成功を予測する最も優れた因子となっているといえるでしょう。
『1%の才能と99%の努力』
この言葉が間違い出ないという事が解ったと思います。才能が無いという事は、その熱意と努力の継続が無いということになります。全てを才能のせいにするのではなく、まずは『継続は力なり』で、続けて学ぶことからはじめてみてはいかがでしょうか?
引用元記事(WIRED VISION):
現実の成功は、継続してパフォーマンスを発揮することや、きつい練習に励み、週末にプレーブックや試合のビデオを何時間も研究できるかどうかにかかっている。これらはすべて、計画的訓練に相当するものであり、そうした有用な訓練にいそしむ能力の有無は、その人が持っている意志力の程度に左右される部分が大きい。
引用元URL:
成功の理由は、才能より「意志力」:研究結果 | WIRED VISION
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