部下に自ら学ぶ習慣をつけてもらう為にすべき事
新入社員が新しく入社してくる時期が近付いています。新人教育として、部下に教えなければいけない事は数多くあると思います。業務技術はもちろん、マナーであったり商品を扱うところであれば商品知識等々。
しかし会社側は、これらの新人育成に対し、それに見合った時間を与えてくれるという会社は少ないのではないでしょうか。そのような状況の中、短い時間や仕事の隙間でしっかりと人材育成を行っている人もいます。さらには何人も優れた人材を輩出していく上司もいます。
人材育成が上手な人には共通点があります。それは、部下が自らが学ぶ習慣をつけさせるということです。自ら学ぶ習慣ができた部下は、進んで自ら勉強していきます。
上司としてはいざという時にサポートをするだけで済みます。
こういった上司達は、部下に自ら学ぶ習慣をつけさせる為に、どのようなことをしているのでしょうか?それを紹介する記事をご紹介したいと思います。
部下がこの仕事をしてみたいという気持ちが沸き学びたいたとき、その思った瞬間を上司は見逃さず、タイムリーにその瞬間に全力で教えていくという事が大切です。部下が自ら質問をしてくる瞬間が最も大切です。興味を刺激するために根気強く餌を蒔き、興味を持たせ、自ら疑問を覚えたその瞬間に、全力でその質問に答えていくことにより自ら学習していくのです。学ぶことの楽しさと大切さを部下に教えていく事を行っています。
人によって何を楽しいと感じるかは様々です。様々な知識に触れさせ、新しい事を知る事の楽しさに触れさせてキッカケを提供しいく事で、学習本能を刺激し、その楽しさに気づくチャンスを与える事が大事です。無理矢理勉強させるような事は絶対にさせません。それでは成果は望めません。人は本能的に、新しいモノを学びたいという学習本能がありますので、仕事や学ぶことの楽しさや面白さを感じさせる事が必要です。
誰かに聞いて学ぶより、自ら調べて学んだ方が喜びも大きいものになります。学ぶテクニックを身につけることにより、効果的な学習を行え、結果を出すという事自体が、学習の楽しさアップにつながります。上司としては、細かく教えるのではなく、自ら学習を進めていくレールだけを引いてあげ、その他は本人の努力で学習させていくという形が多いのです。自分だけでは乗り越える事が出来ない時のみ、サポートをしてあげます。
自ら学ぶ事が出来る人は、学ぶ事の楽しさだけを知っているのではありません。知識は力だという事を知っています。知識を得ることがいかに得になるのかということしっかり教えていく必要があります。新しい問題が出た時に、従来のやり方を変えていく事を求められます。従来のやり方だからその問題が生まれているのです。従来のやり方を変えようとする時に、新しい知識が必要不可欠になります。
自ら学んだことを他人に教えるという事は、再び自ら学習しようとするモチベーションに繋がっていきます。教えるという作業を通して、他人の考えであった知識が自分の知識に成長していきます。上司としては、知識を得た部下に後輩や外部に教える機会を多く提供していく事で、部下に自ら学ぶ習慣をつけているのです。
引用元記事(モチベーションは楽しさ創造から):
これからの時代は、学習する環境がネットの普及で大きく変わっています。昔と違い、本人のモチベーションにより、いくらでも学習する事ができ、能力向上はできていくのです。お金のハードルは低くなっているのですから。だから「自ら学ぶ習慣」をどうつけさせるか?という事は、これまで以上に大切になってくるのではないでしょうか?
引用元URL:
ドンドン優秀な人材輩出する上司は何を教えているのか?自ら学ぶ習慣 – モチベーションは楽しさ創造から
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