スティーブ・ジョブズのスピーチから学ぶ
スティーブ・ジョブズといえば、日本でも数多くの人が知っている、ティーブ・ウォズニアック、ロン・ウェイン、マイク・マークラらと、商用パーソナルコンピュータで世界初の成功を収めたアップル社の共同設立者の一人です。
そんなスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学卒業式で卒業生に贈った伝説といわれるスピーチの内容を日本語に翻訳した記事をご紹介したいと思います。
スティーブ・ジョブズの人生から3つのストーリーを紹介します。
初めは、点と点をつなぐ話です。ジョブズはリード大学を6ヶ月で退学しました。しかし実際に辞めるまで18ヶ月ほど大学に居残って授業を聴講していたそうです。
ジョブズの生みの母親は若い未婚の大学院生でした。彼女はジョブズを養子に出すことを決めていました。育ての親には絶対に大学を出ている人材が最適だと考えていたそうです。しかし、育ての親となる母親は大学を出ていなく、父親は高校も出ていませんでした。そこで育ての親となる今の両親が将来ジョブズを大学に行かせると約束し、養子縁組の書類へサインをしたそうです。
17年後にジョブズは大学に入りましたが、学費は高く、親の収入のほどんどは学費に使われていました。その当時のジョブズは人生で何がやりたいのか考えがなかったことから、これ以上親の負担になれないと考え退学を決めたそうです。退学をしたことで普通の授業はとる必要もなくなり、そこでカリグラフィの授業を受け、フォントの作り方を学びました。
10年経ってマッキントッシュ・コンピュータを設計する時にその知識が役に立ち、美しいフォントを持つコンピュータが誕生したといいます。この当時のジョブズには、未来を見据えて点と点をつなげることはできませんでしたが、今振り返えると、とてもハッキリ見えるといいます。過去を振り返って点と点を繋げることしかできません。点と点がいつか繋がると信じ、自信を持って、人と違う道を歩んでも、信じることが大切です。
2つ目は、愛と敗北についての話です。 ジョブズが20歳の時、実家の車庫でウォズとアップルを創業しました。10年間でアップル20億ドル企業に成長しました。最高傑作であるマッキントッシュを発表した1年後、30歳のジョブズは会社をクビになってしまいました。数ヶ月は本当にどうしたらいいのか分からず、シリコンヴァレーから逃げ出そうと考えたそうです。しかし自分が今までやってきたことをまだ愛していることに気づき、もう一度やり直すことに決めたました。
その後、ネクストという会社とピクサーという会社を設立し、トイ・ストーリーを創りました。その後ネクストがアップルに買収され私はアップルに復帰することになりました。
仕事でも恋愛でも、信念を失わず、自分が好きなことを見つけなけることが大切です。自分が素晴らしいと信じる仕事・愛する仕事をする事が、本当の満足を得ることが出来ます。好きなことを仕事にすると、年を重ねるごとに自分を高めてくれます。もし見つからないなら探し続けることが大切です。
3つ目は、死についての話です。「毎日を人生最後の日だと思って生きる。すればいつかあなたが正しいとわかるはず。」17歳のジョブズはこの言葉に強烈な印象を受けたそうです。それから毎朝「今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことは本当にやりたいことか?」と、問いかけてきたそうです。それに対する答えが「ノー」の日が続くと「何かを変える必要がある」と自覚するということです。
人間が持つ時間は限られています。誰かが考えた結果に従って生きる必要は無く、人の人生に自分の時間を費やすことはありません。雑音に打ち消されず、自分自身の心と直感に素直に従い、勇気を持って行動することです。心や直感は、自分の本当に望んでいるものを知っていますので、以外のことは二の次でも構いません。
Stay hungry, Stay foolish(ハングリーであれ、バカであれ)常に自分自身そうありたいと願ってきました。
スティーブ・ジョブズはそのカリスマ性から、常に発言や行動が常に注目を集めています。このスピーチから学ぶことはきっと多くあるはずです。是非自分の人生をより素晴らしいものにする為に、参考にしてみてはいかがでしょうか??
引用元記事(スティーブ・ジョブズの感動スピーチ(翻訳)字幕動画):
未来に先回りして点と点をつなげることはできない。君たちできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。だから点と点がいつか何らかのかたちでつながると信じなければならない。自分の根性、運命、人生、カルマ、何でもいいから、とにかく信じるのです。歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば、自信を持って思うままに生きることができます。たとえ人と違う道を歩んでも、信じることが全てを変えてくれるのです。
引用元URL:
スティーブ・ジョブズの感動スピーチ(翻訳)字幕動画
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